第1回 3月5日(土)13:00~14:50(終了しました)
会場:Microsoft Teams
第2回 4月2日(土)(終了しました)
10:00〜12:00 説明会
13:00〜17:00 研究室見学会
会場:説明会 Zoom
研究室見学会 対面と Zoom などによるハイブリッド
本専攻では,基盤としての機械工学を深化させるとともに,これらを統合して新しい機械システムを創造することを目的とし,その発展に資する人材の育成を進めています.このため,本専攻は機械理工学講座と機械知能学講座で構成されています.
機械理工学講座では,熱制御工学研究グループ,環境・エネルギー工学研究グループ,統計流体工学研究グループ,バイオメカニクス研究グループ,固体力学研究グループ,計算力学研究グループといった機械工学の基盤分野でそれぞれに高い専門性を有し,特色を持った研究グループで構成されており,機械知能学講座では,機械力学研究グループ,自動車安全工学研究グループ,支援ロボティクス研究グループ,動的システム制御研究グループ,生体システム制御研究グループ,モビリティシステム研究グループといった多様な分野における機械システムの創成や高機能化を推進する研究グループで構成されています.これらの研究グループは,それぞれの専門領域において世界でトップレベルに位置し,卓越した学理や技術の発信源となっています.さらには,各研究グループが領域横断的に融合・協働することによって,社会を一変させるような技術革新を生み出すことを目指し,社会からの期待をエネルギーとして,機械システム工学のニューフロンティアに挑戦しています.
一昨年度からの新型コロナウィルス感染症対策をきっかけとして,それまですでに研究・教育の場においてもゆっくりと浸透しつつあった情報化の流れは大きく進み,大学教育・研究においても一気にICTの活用が進みました.機械システム工学専攻もNUCTを中心としてTEAMS,Zoomを用いた全く新しい講義形態が驚くほどに急速に浸透し,そしてそれは従来の講義形態を超える教育成果を生み出すポテンシャルがあることを感じさせました.この変化は今後もさらに進んでいくことが予想されます.機械システム工学専攻では,このように目まぐるしく変革の進む世の中において世界的な社会情勢やニーズの変化を的確にとらえることができ,機械工学の基盤分野の基礎力・応用力とこれらを統合して新しい機械やシステムをまとめ上げる総合力を身に着け,最先端分野で活躍できる人材の養成を目指しています.
専攻長 水野 幸治