概要

学科長からのメッセージ

 本専攻群は,名古屋帝国大学創立時に設置された機械学科・航空学科を源流としています.そして,幾多の変遷を経て,平成29年度の本学工学研究科改組により,「機械システム工学専攻」,「マイクロ・ナノ機械理工学専攻」,「航空宇宙工学専攻」の三専攻体制となりました.今後ますます学際領域化していく機械・航空宇宙工学において,三専攻が密接に協力し総合力を発揮することで,世界屈指の教育・研究拠点として,学理の追求ととともに,産官学連携を含めた革新的なイノベーション創出に向けて邁進しております.また,令和2年度に発足した東海国立大学機構の枠組みの中で,岐阜大学と協働し航空宇宙工学における教育・研究も進めています.

 本専攻群が立地する東海地域は,工作機械・自動車・航空機などの有力企業の拠点がひしめく日本を代表する機械産業の集積地です.こうした環境で,ナノマシン・マイクロマシンといったミクロな超精密機械から,ロボット,自動車,航空機・宇宙機,生産設備といった様々な機械に関する最先端の工学に関する教育・研究を進めています.企業からの寄付講座や協力講座,JAXA連携講座など,産業界と連携し社会実装を意識した教育・研究,およびG30自動車工学プログラムのような英語のみの教育プログラム,あるいは米国やカナダの大学院との短期留学プログラムなどによるグローバル人材の育成を目指した教育・研究も積極的に進めています.

 博士課程修了生に対する社会の期待は年々高まっていますので,後期課程への進学を積極的に奨励しています.博士課程は前期課程(2年間)と後期課程(3年間)からなりますが,要件を満たせば短期間での修了も可能です.卓越大学院プログラムの活用など様々な学生支援を実施しながら,実社会において,高度な知識により社会問題を解決できる博士人材の育成に努めております.

 以上のように,本専攻群では,新たな機械・航空宇宙工学を創成することで,学理を追求するとともに社会からの要請と期待にも応えられるよう世界トップレベルの教育と研究に邁進しております.

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機械・航空宇宙工学科学科長 福澤 健二

Kenji FUKUZAWA

 

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