大学院工学研究科 マイクロ・ナノ機械理工学専攻

スタッフ・研究グループ(研究室)紹介 

※名前 身分 メールアドレス 内線番号の順で記載されています.メールアドレスには@mae.nagoya-u.ac.jpを追記して下さい.内線番号は052-789-をつければ外線番号となります.

マイクロ・ナノ機械科学講座

生産プロセス工学研究グループ

umehara200x200.jpg Tokoroyama200x200.jpg Silhouette.jpg 梅原 徳次  教 授  noritsugu.umehara     2785
野老山 貴行 准教授  takayuki.tokoroyama  2787
張 鋭璽     助 教  ruixi.zhang                 2788

次世代機械システムのための機能性表面の創成と評価umeharalab001.jpg
加工では形状創製とともに表面を創製する.機械部品には多くの表面があり,それらの表面特性により新たな機能性を発現します.このような機能性を有する加工面を除去加工,変形加工,付着加工で創製・評価する独自技術を開発します.

  • 超低摩擦CNx膜の創製と評価
  • 蛍光染色粒子を用いた接触面間粒子侵入可視化法の開発
  • マイクロ・ナノ電極による放電を利用した表面ナノ構造制御技術の開発
  • 血液凝固付着抑制電気メスの開発
  • シリコーンオイルフリー注射器の開発
  • 炭素系硬質膜の衝撃摩耗損傷メカニズムの解明
  • マイクロ波励起・基材近接プラズマによる超高速DLC成膜
  • 摩擦状態に合わせた能動的スマートサーフェイスシステムの開発

 

材料強度・評価学研究グループ

Silhouette.jpg Toku200x200.jpg         (選考中)教 授  
徳 悠葵  准教授  yuki.toku  4673
木村 康裕   助 教  yasuhiro.kimura 5122 

ナノ力学・ナノ物性学を融合した先端材料の創製・評価の新しい展開micro_ju2016_w300.png
ナノレベルの微小領域における力学,物性学,材料学に着目し,学際的アプローチにより,材料,デバイス,構造物の機能性・信頼性の向上,さらに微小材料,機能材料,知的材料の開発および展開に関する研究を推進しています.

  • マイクロ波原子間力顕微鏡の開発
  • 金属材料の損傷治癒に関する研究
  • 金属薄膜内原子の高秩序化に関する研究
  • 金属ナノワイヤ面ファスナーの開発
  • 金属単結晶マイクロ・ナノワイヤの創製
  • ナノ構造体の創製とクリーンエネルギーの高度利用
  • 機能性ナノ粒子によるドラッグデリバリーシステムの開発
  • 力学的刺激による幹細胞の増殖・分化に関する研究

 

マイクロ熱流体工学研究グループ

Silhouette.jpg  Silhouette.jpg (選考中) 教 授  
山口 浩樹 准教授  hiroki.yamaguchi     2702
(選考中) 助 教  

原子・分子流のミクロスケール・アナリシスmicro_niimi2016_w300.png
マイクロ・ナノマシン,マイクロロボット,情報機器,バイオ計測・操作デバイスなどのマイクロ・ナノメカトロニクスにおける現象を定量化し設計論を確立することをねらいとして,マイクロ・ナノ計測,バイオ計測・操作,ロボット応用計測,測定情報の処理・認識,シミュレーション等に関する研究を行っています.

  • レーザーによるマイクロ気体流れの非侵襲計測技術の開発
  • 温度勾配で駆動される流れを利用したマイクロデバイスの開発
  • マイクロ空孔を持つ多孔質体における熱流動の解析と応用
  • 壁面がマイクロ熱流動に及ぼす影響の解明
  • 実験・数値解析による気体-固体間相互作用の解析とモデル化

 

センシング工学研究グループ

Fukuzawa200x200.jpg Ito200x200.jpg Azuma200x200.png 福澤 健二  教 授  kenji.fukuzawa   2747
伊藤 伸太郎 准教授  shintaro.itoh       3130
東 直輝   助 教  naoki.azuma       3130

先端センシング工学による超精密機械の実現micro_fukuzawa2016_w300.png
センシング工学とは「はかる」ことで人と社会の役に立つ新しい技術を生み出す研究分野です.本研究室では「高精度にはかる」「超小型のセンサではかる」「賢くはかる」ことができる新しい技術を確立し,マイクロ・ナノマシン,情報機器,バイオ応用システムなど革新的な超精密機械の実現を目指しています.

  • ナノ力学センシングとマニュピレーションを実現するマイクロメカニカルプローブ
  • ナノスケールの動的な流体現象を可視化するエリプソメトリ顕微法の確立
  • 高精度・高速な DNA分析実現するマイクロ流体デバイスの開発
  • 医療デバイスへの応用を目指した生体適合ポリマーによる表面流動特性の制御
  • 次世代情報記録装置のための先端トライボロジーシステムの開発
  • 低燃費を実現するためのエンジン潤滑技術
  • AIを応用した分子動力学シミュレーションによる分子挙動と化学反応の解析

 

マイクロ・ナノシステム講座

バイオロボティクス研究グループ

星野隆行_.jpg Maruyama200x200.jpg Silhouette.jpg 星野 隆行    教 授 takayuki.hoshino 5025 
丸山 央峰  准教授  hisataka.maruyama   5026
(選考中)  助 教 

マイクロ・ナノメカトロニクスと微細加工に基づいたバイオメディカル分野に貢献するロボティクス

micro_arai2016_w300.pngマイクロ・ナノメカトロニクスと微細加工を基盤としたロボティクス・メカトロニクスに関する研究を推進しています.マイクロ・ナノ領域の物理化学現象を理解し,さらにバイオミメティックな視点を取り入れた微小機械システムの開発を行い,ナノ・マイクロ~マクロスケールにおけるロボティクスのバイオメディカル応用を目指します.

  • MEMS技術を利用したセンサ・アクチュエータの設計・製作と制御
  • レーザ操作・計測技術を用いた単一細胞内計測
  • 細胞培養環境の高時空間環境計測のための非接触型マイクロセンサ
  • 手術訓練シミュレータ用センサ搭載臓器モデルの設計・製作と評価
  • 歩行トレーニング機器を用いた生体信号抽出

 

知能ロボット学研究グループ

Hasegawa200x200.jpg aoyama_web.jpg Aoyama200x200.jpg 長谷川 泰久 教 授  yasuhisa.hasegawa  5797
青山 忠義  准教授  tadayoshi.aoyama    3116
竹内 大       助 教  masaru.takeuchi      2717

人を支援する知能ロボットとマイクロ・ナノ操作システムmicro_hase2018_w300.jpg
人の運動や物の搬送などの作業を支援する知能ロボットやマイクロ・ナノ計測・加工・組立を統合化した革新的な微細操作システムを研究開発し,バイオ・医療・福祉分野への応用を目指しています人とロボットの協調・融合を細胞レベルから情報レベルまで実現する技術を開拓し,知能ロボット学の研究・教育を行っています.

  • ロボットの身体化技術および高親和性技術
  • 下肢運動支援ロボットによるリハビリ・生活支援
  • 生活支援ロボットの遠隔操作インタフェース
  •  革新的マイクロ・ナノ操作システムの構築
  •  画像センシングとそのマイクロ・ナノメカトロニクスへの応用
  • 視覚に基づくダイナミックマニピュレーション
  • 生体内埋込デバイスによる機能的運動再建
     

 

マイクロ・ナノプロセス工学研究グループ

Hata200x200.jpg Sakurai200x200.jpg Oka200x200.jpg 秦 誠一  教 授  seiichi.hata     5223
櫻井 淳平 准教授  junpei.sakurai     5289
岡 智絵美 助 教  chiemi.oka        5031

微細加工技術とマイクロ・ナノメカトロニクスhatalab003.png
新原理・新方式の微細加工技術,MEMS,NEMS,マイクロ・ナノマシン用の新材料開発のためのコンビナトリアル技術,材料評価技術,それらを用いたマイクロ・ナノデバイスと応用システムの研究を,共同研究,プロジェクト研究などを通じて推進しています。これにより,新材料,新加工法,新産業の創成を目指しています.

  • 新プロセスによるマイクロ・ナノ構造体・MEMS/NEMSの製作とその応用システム
  • MEMS技術とコンビナトリアル技術の融合による新材料の超効率的創成
  • 高成形成形状記憶合金のコンビナトリアル特性評価と医療応用
  • 光マネジメント基板による太陽電池交換効率の向上
  • ナノ磁性を活用した次世代デバイス作製
  • ナノ磁性粒子のさらなる応用に向けた物理解明
  • 機械学習を援用したマイクロ磁化解析

 

 

若手新分野創成研究ユニット

ヒトの適応を促すヒト-機械システム研究ユニット

aoyama_web.jpg  funabora.jpg ユニット研究代表者  青山 忠義 准教授
ユニット構成研究者  舟洞 佑記 准教授(情報・通信工学専攻) 
 

ユニット概要ヒト適応ユニット.jpg
本ユニットは,ヒト-機械システムにおいて,これまで伝達できなかった面接触情報を伝達できる機械システムの構築,及び,マイクロ-マクロのスケール変換を含む操作におけるヒトの適応促進効果を明らかにすることを目指します.スケール変換を含む実世界でのヒトの適応を促す提示情報を同定し,将来的には,膨大な提示情報からヒトが適応するに有用な情報を解明し,ヒトが自在に使える機械システムの構築と,ヒトの適応に係る学理の解明に繋げることを目標としています.

 

 

創発研究ユニット

電子風力研究ユニット

  Toku200x200.jpg Cui Yi.png Kimuraya.jpg ユニット研究代表者  徳 悠葵  准教授
ユニット構成研究者  Cui Yi   助教(機械システム工学専攻) 
           木村 康裕 助教

ユニット概要
本研究は,高周波電流がなす革新的な電子風力の「揺さぶり」を利用し,薄膜内原子の再配列を実現し,熱処理に依らない薄膜の原子配列・結晶構造の制御を目指します.これにより,これまで原子配列・結晶構造の制御が熱処理や結晶成長のみによって実現されてきた現状に破壊的イノベーションを与え,世界で初めて熱処理に依らない電子風力由来の新たな原子再配列現象の学理創出を実現します.

 

生体内機能デバイス研究ユニット

takeuchi.jpeg Tokutake.jpg Hasegawa200x200.jpg aoyama_web.jpg

ユニット研究代表者  竹内 大   助教
ユニット構成研究者  徳武 克浩  特任助教(医学系研究科) 
           長谷川 泰久 教授
           青山 忠義  准教授

ユニット概要生体内機能ユニット.jpg
本ユニットは,体内に埋め込み長期間に渡り神経への刺激が可能な,多チャンネル埋込型デバイスについて研究を行います.神経への電気刺激によって筋肉の収縮を生成し,手足の複雑な運動制御を可能とすることを目指します.将来的には,手足の運動機能の回復だけでなく,呼吸や内分泌系など神経によって調節される重要な臓器の機能障害を,薬剤だけではなくデバイスからの電気刺激によって選択的に調整できる新たな治療法への発展を目指します.